国際シンポジウム「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立をめざして」のお知らせ

終了いたしました。後日ご報告いたします。

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歴博、人間文化研究機構として共催する国際シンポジウムが下記の通り開催されます。


国際シンポジウム「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立をめざして」
日時:2017年11月11日(土)13:00~17:30、12日(日)9:30~15:30
会場:神戸大学先端融合研究環統合研究拠点コンベンションホール

プログラム
◇11月11日(土)13:00~17:30 ~災害資料の保存と活用~
開催挨拶
[趣旨説明]奥村弘(神戸大学)
[基調講演]アンドルー・ゴードン(ハーバード大学)「災害が喚起する歴史保存と歴史認識の課題」
[報告]イ・ユンギョン(韓国国家記録員/神戸大学)「韓国の災害資料の管理・活用の現状-公共機関を中心として-」
[コメント]エリザベス・マリ(東北大学災害国際研究所)、佐々木和子(神戸大学)、白井哲也(筑波大学)

<討論>
パネリスト:アンドルー・ゴードン、イ・ユンギョン、エリザベス・マリ、佐々木和子、白井哲也
司会:奥村弘、三村昌司氏(防衛大学校)

◇11月12日(日)9:30~15:30 ~被災歴史資料の保全と活用~
[要点整理]奥村弘(神戸大学)
[特別報告]カルロ・カカーチェ(イタリア国立保存修復高等研究所)「文化財・文化活動・観光省の地理情報システムの相互運用と活用-2016年イタリア中部地震での積極的役割-」*通訳あり
[報告]
 謝仕淵(国立台湾歴史博物館)「2016都市台湾南部地震(206地震)における博物館の取り組み」
 阿部浩一(福島大学)「東日本大震災後の地域歴史資料保全活動の展開-福島県での取り組みを例に-」
 天野真志(国立歴史民俗博物館)「地域歴史資料保全をとりまく課題と可能性-東日本大震災をふまえて-」
[コメント]青木睦(国文学研究資料館)、ジョン・ポーター(東京外国語大学)

<総合討論>
パネリスト:阿部浩一、天野真志、青木睦、謝仕淵、ジョン・ポーター、アンドルー・ゴードン、イ・ユンギョン
司会:奥村弘、三村昌司

参加費:無料/事前申し込み不要(懇親会のみ要申し込み)
主催:科学研究費補助金基盤研究S「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立-東日本大震災を踏まえて-」(研究代表者・奥村弘)研究グループ
共催:人間文化研究機構(国立歴史民俗博物館、国立民族学博物館)、東北大学際学科学国際研究所、神戸大学大学院人文学研究科、神戸大学先端融合研究環未来世紀都市学研究ユニット、神戸大学先端融合研究環「人文情報の文理融合研究と地域学創出」プロジェクト
後援:神戸大学震災復興支援・災害科学研究推進室