第28回日本資料専門家欧州協会年次大会 (EAJRS 2017) で報告

913日~16日、ノルウェー・オスロ大学で第28回日本資料専門家欧州協会年次大会(EAJRS 2017) が開催されました。今回の大会テーマは”Digital Strategies for Japanese Studies: Theories and Practices”であり、日本資料専門家の間でもデジタル技術活用ノウハウの重要度が高まっていることが伺えます。

大会組織委員会の発表によると、20カ国から96名(うち46名は日本からの参加)が参加したとのことです。現地オスロは大会期間後半から雨との予報でしたが、幸いにして短い通り雨を除けば好天に恵まれました。

メタ資料学研究センターからは後藤、渋谷、橋本が参加しました。国立歴史民俗博物館のメンバーがEAJRSに参加するのは昨年に続き2度目となります。大会期間中は、総合資料学の取り組みを紹介するブース展示をおこない、ブースを訪問した欧州や北米の日本専門司書と意見を交換しました。また最終日の916日には後藤が口頭発表をおこない、「総合資料学の創成」プロジェクトの現在の進捗と今後の計画について報告しました。

今回の大会では全発表がオスロ大学のチームによって録画されており、発表の模様をYouTubeで視聴することができます(動画一覧)。後藤による口頭発表は Session 13 & 14 1:25:00前後から開始します。

ブース展示の模様1

ブース展示の模様1

ブース展示の模様2

ブース展示の模様2

口頭発表の模様