2017年11月13日 地域連携・教育ユニット研究会第2回(科学研究費基盤研究 S「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて」との合同研究会)を開催

2017年11月13日(月)、地域連携・教育ユニットの第2回研究会が、科学研究費基盤研究S「災害文化形成を担う地域歴史資料学の確立―東日本大震災を踏まえて」(研究代表:奥村弘)と合同にて行われました。

「日伊の文化財情報システムに関する研究会」と題した本研究会では、イタリア全土を網羅した文化財危険地図 “Carta del RIschio”の構築と運用状況を踏まえ、日本における文化財防災とデジタル情報の活用に関する取り組みについて、現状と今後の展望について議論をすることができました。

日時:2017年11月13日(月)10:00~16:30
場所:神戸大学文学部C棟5階大会議室

開会挨拶 奥村 弘(神戸大学大学院人文学研究科)
     西谷 大(国立歴史民俗博物館)
趣旨説明 天野 真志(国立歴史民俗博物館)
基調講演 Carlo Cacace(イタリア国立保存修復高等研究所) *逐次通訳
     「イタリアの文化財危険地図システムとその運用について」
報告1   松下 正和(神戸大学地域連携推進室)
     「兵庫県佐用町における浸水シミュレーションの文化財防災への活用」
報告2   後藤 真(国立歴史民俗博物館)
     「日本における文化財情報のデジタル化と防災への活用の検討」

総合討論
  司会:天野 真志(国立歴史民俗博物館)
  パネリスト:Carlo Cacace,松下 正和,後藤 真

趣旨説明

総合討論(Cacace,松下,後藤)