8月21日〜23日 「DHシステム開発・データ構築合宿」兼人文情報ユニット研究会を開催

8月21日から23日にかけて、人文情報ユニット研究会(令和元年度第3回研究会)を兼ねた「DHシステム開発・データ構築合宿」を実施しました。

総合資料学事業にとって人文情報学/デジタル人文学(DH)は最重要分野のひとつですが、当事業では特にこの分野の若手研究者を支援するためにさまざまな活動を進めています。

今回の「合宿」の趣旨は、DH分野で活動する若手研究者や院生の参加を募り、2泊3日の間集中してDHに関わるシステム開発やデータ構築に取り組むというものです。一箇所に複数の研究者が集うことで、情報共有や共同作業が促進され、個々に作業を進めた場合と比較してさまざまな利益が得られます。

今回の合宿では、南房総のコワーキングスペース「まるも」のスペースを使用し、3日間にわたり参加者のそれぞれの研究テーマに関わる作業に取り組みました。最終日の23日には、合宿の成果報告会を兼ねて人文情報ユニットの研究会を実施し、5名の参加者に3日間のシステム開発やデータ構築の成果を発表してもらいました。

【プログラム】
13:00〜13:10 成果報告会兼研究会 趣旨説明
13:10〜13:40 小川潤(東京大学大学院人文社会研究科・博士後期課程)
        「TEI(EpiDoc)によるラテン碑文マークアップと社会的紐帯の可視化」
13:40〜14:10 村田祐菜(東京大学大学院人文社会研究科・修士課程)
        「近代短歌テキストのTEI化」
14:10〜14:20 休憩
14:20〜14:50 渡邉要一郎(東京大学大学院人文社会研究科・博士後期課程)
        Pali Text Society 版に基づくパーリ語文献検索システム
14:50〜15:20 亀田尭宙(京都大学東南アジア地域研究研究所)
        Reconciliation API を使ってみた、作ってみた
15:20〜15:50 橋本雄太(国立歴史民俗博物館)
        ANTLR4を利用した日本語史料のための軽量マークアップ言語の開発

「まるも」での作業の様子
成果報告会の様子