2017年3月20日 全体集会「資料がつなぐ大学と博物館Ⅱ―資料情報の基礎とその活用―」を開催しました

少し時間がたちましたが、2017年3月20日(月・祝)に平成28年度全体集会を開催しました。

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国立歴史民俗博物館共同研究「総合資料学の創成と日本歴史文化に関する研究資源の共同利用基盤構築」
平成28年度全体集会

資料がつなぐ大学と博物館Ⅱ―資料情報の基盤とその活用―
日時:2017年3月20日(月)10:00~17:00
会場:東京工業大学 大岡山キャンパス レクチャーシアター(西5号館3階W531講義室)

10:00 開会・趣旨説明 西谷 大(国立歴史民俗博物館)
10:05 講演 「デジタル時代の歴史実践:総合資料学の未来」小沢弘明(千葉大学)
    聞き手 久留島浩(国立歴史民俗博物館)・西谷大
13:15 活動報告1 後藤真(国立歴史民俗博物館)/コメント 宇陀則彦(筑波大学)
14:10 活動報告2 三上喜孝(国立歴史民俗博物館)/コメント 原山浩介(国立歴史民俗博物館)
15:15 活動報告3 西谷大(国立歴史民俗博物館)/コメント 齋藤努(国立歴史民俗博物館)
16:10 総評 岩﨑奈緒子(京都大学総合博物館)
16:30 全体討論
17:00 閉会
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千葉大学の小沢先生からは「デジタル時代」の歴史的な背景やこれまでのありかた、これから目指す方向性などについてご講演をいただきました。午後からは平成28年度の活動報告を各ワークショップ(現ユニット)代表者が行い、これらの報告に対してメンバーがコメントとしてそれぞれの意見や希望を述べました。

さらに、京都大学総合博物館の岩﨑先生からは、京都大学でのアーカイブズやデータベースの実態と課題を述べられるとともに、総合資料学プロジェクトへの意見や希望を総評としていただきました。

当日の参加者は発表者を含めて47名、各活動報告の後の質疑応答や全体討論では多数のご意見等をいただきました。本年度平成29年度の活動に活かしてまいります。

ご講演をいただいた小沢先生、コメントをいただいた先生がた、総評をいただいた岩﨑先生、ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。