2021年度第2回人文情報ユニット研究会開催のご案内

2021年度第2回人文情報ユニット研究会を開催いたします。
オンラインでの開催です。
あまりお日にちがなく申し訳ありませんが、ご検討いただけましたら幸いです。

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【日時】2021年12月13日(月) 13:00~17:00
【場所】オンライン(zoom使用)
【テーマ】歴史系資料アーカイブの「クラウド」を問う
【趣旨】
「みんなで翻刻」を大きなターニングポイントとして、歴史資料データの蓄積に関して、クラウドソーシングを活用する例が増えつつあります。
クラウドソーシングは、Web の時代における市民参加型の歴史研究手法として重要な位置を占めますが、一方で、求められるデータの量・質、そこからアウトプットにどのように繋げるかなどの実践的課題をいくつか持つものであると考えられます。
また、人文情報ユニットでは、昨年度(2020 年度第1 回)「人文系クラウドソーシングの受容と展開及びその課題」という研究会を実施し、專門家以外における歴史・文化研究の例について議論を行いました。
そこで、本研究会では、「人文科学とコンピュータシンポジウム(じんもんこん)2021」にて発表されたクラウドソーシングの事例を元に、クラウドソーシングという手法の広がりと、今後のあり方について検討を行いたいと思います。
【予定報告内容】
小風綾乃(御茶ノ水女子大学),中村覚(東京大学)「『百科全書』典拠研究アプリのクラウドソーシング化に向けた取り組み」
橋本雄太(歴博)「写真資料のクラウドアノテーションシステムの開発: 『渋沢栄一伝記資料」別巻第 10 を事例に」
*今回の研究会は、「じんもんこん2021」でのご報告をもとにして、
 クラウドの可能性について、討論を行うことを中心にしたいと思います。
 そのため、可能な方は、じんもんこん2021の上記報告者の発表をお聞きいただけますと幸いです。
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ご参加ご希望の方は、2021年12月11日(土)までに下記アドレスまでお申し込みください。
(お名前とご連絡先(メールアドレス)、差し支えなければご所属をお知らせください)。
ご出席のご連絡をいただきましたら、開催日近くに当日のURLなどを改めてお知らせします。

m-ohzeki★rekihaku.ac.jp (★を@に変えてご送信ください)
国立歴史民俗博物館メタ資料学研究センター 大関

新型コロナウイルス感染症流行の状況の悪化などによる中止・延期を含め、スケジュールの大幅変更がありました際は、改めてご連絡いたします。

多くの方のご参加を心よりお待ち申し上げております。